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2009年09月27日

職場でのチームワークとは?

「私は、
長崎学で少しは仕事らしいことばしましたが、

それもこれも今思えば、
みんな愛八とめぐり会えたからですたい。

私は愛八の情熱に打たれて、
自分の学問に目覚めたとです。
(後略)」



なかにし礼著「長崎ぶらぶら節」(文藝春秋)





私は今までいくつかの仕事をしてきたけれど、

仕事上で誰かにささえられている、

と感じることがなかった。




大学を卒業して、
最初に働いた会社では、

コンピューターのプログラミングの仕事をした。


自分の割り当てが決められていて、
それができなければ、ダメ。


各自が、
全体のプログラムの部分部分を作り上げるのだが、

上司や先輩に親身に教えてもらえた、
という感じがなく、

割り当てられた仕事をこなすだけの自分が、
機械の部品のようで、
私は1年あまりで退職したのだった。




それから、
ツアーコンダクターとなった。

一人で、
20〜50人の団体客を引き連れて飛行機に乗り、
沖縄、北海道からヨーロッパ、ペルー、ニュージーランドまで、
旅をした。



しかし、
こんなとき添乗員はどうしたらいいのか?

という疑問を、
分かち合える仲間や先輩ができず、

孤独のまま、
がんばってがんばって、疲れ果てた。




また、去年まで働いていた工場では、
いろんな仕事を何人かで交代でこなしていた。


しかしミスをすると、
かばいあうどころか、

誰がミスしたかの悪者探しになるのだった。



それで私はいつも、
孤独を感じていた。




さて、
工場をクビになり、
福祉の仕事であるヘルパーでしか働く場所がなくなった。


けれども私は、
ヘルパーとして、
一人暮らしの老人宅などにひとりで出かけていく仕事はいやだった。


こういう時はどうやったらいいのか?と、
ひとりでわからないまま、
苦しむのはこりごりだったので、

福祉施設でヘルパー同士で助け合って介護をする、
「施設で働くヘルパー職」を選んだ。




老人福祉施設も移り変わって、
やっと現在、

私は他の職員に助けられ、
ささえられて、
なんとか仕事をこなしている自分になってきた。




たとえば、
車椅子からテーブル席に、お年寄りを座らせようとしたとき、

お年寄りを後ろからささえきれず、
お年寄りの足がくずれて、
あお向けにひっくり返ってしまったことがある。


そのときすぐに、
職員二人が飛んできて、

「大丈夫ですか」
とそのお年寄りを、引き上げてくれた。




あるいは、
足にわずかばかり車椅子がぶつかっただけで、

「イターイ!!」」
と大声を出す人がいる。


そんなときも近くにいた職員がすぐに来てくれて、

「大丈夫?」
とやわらかく声かけしてくれて、

その人のおこった気持ちを切り替えてくれるのだった。





はたまた、
会社の車で、お年寄りを自宅に送り届けたあと、

Uターンしようとして、
後部車輪を溝に脱輪させてしまったことがあった(恥)。


そのときは会社に電話したら、
男性職員がすぐに来てくれて、

車を持ち上げて、
溝から出してくれた・・・。





いつもいつでも他の職員に、
私の仕事の尻拭いをしてもらっているわけではないけれど、

かなり多くの場合、
助けてもらっている。



しかも、
笑ってお年寄りの気持ちをなだめ、

じょうずに話をして会話を盛り上げて、
私のミスを影の薄いものにしてくれる。



それもサラッとやってのけてくれるから、

「あの人は、仕事のできる人だからうまくできるんだ」

な〜んて思って、
自分がカバーしてもらっていることに気がつかないことも多い(汗)。





どの職場だって、
チームで動いているのに、

私は今まで、
チームワークの恩恵を不幸にも感じられずにきた。



でも、
やっとほしかったものが、

少しずつ手に入ってきた。




寂しくて悲しかった日々が、

私が何を本当はほしがっているのか、
私自身にわからせてくれたから、

私はヘルパーとしても転職して、
今の職場にたどり着けたのだろう。





恩返し、
なんてまだ思えない。


でも、
先輩職員たちのようになりたい、

と思うようになったから、


学びたい、
近づきたい、

と感じている。





先輩職員に近づけるように、
わが職場のチームがどんなふうに動いているか、

よーく観察していきたい。



 = = = = = = = = = = = = = = = = = =



今日も読んでくださったあなた、いつも応援ありがとうございます!!






さて今日の本は、
なかにし礼著「長崎ぶらぶら節」(文藝春秋)です。
http://tinyurl.com/yd7cqu7

作詞家のなかにし礼さんの、
直木賞受賞作品です。


明治から大正、昭和の長崎での話です。

長崎の丸山芸者の愛八(あいはち)は、
長崎の大学者の古賀十二郎と出会い、

長崎に埋もれた古き良き歌を探しにいきます。


この小説は映画化され、
愛八には吉永小百合、古賀は渡鉄也が扮しました。



引き込まれて、
読んでしまう本です。




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  • posted by 成功 at 17:25 | Comment(0) | 豊かな人間関係に
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